シンママ家を買う④～５年住んでわかったメリット～

1.私が死んでも家は残る

たくさんのメリットはありますが、やはり一番はこれです。
家のローンを組む際に団信保険というものに入ります。こちらの保険は生命保険の一種で、多くの金融機関では住宅ローン契約時に団信保険への加入が義務付けられています。通常は保険料は住宅ローンの金利に組み込まれており、別途支払う必要はありません。
この保険はローンを組んでいる人が死亡または高度障害になった場合に保険会社残りのローンを返済してくれます。

自分が稼ぎ頭であるひとり親の大きな不安の一つとして、自分にもしものことがあったときこの子たちはどうするんだろう･･･ということだと思います。
その不安を解消するにはやはり資産を用意すること。私に何かあれば子供の面倒は自分の親がみてくれるかもしれない･･･その時はこの家を売って子供たちの教育資金にしてほしいというのが私の思いです。

2.ご近所付き合い

ご近所付き合いとはマイナスなイメージとしてあげられることが多いと思いますが、私の場合とても運が良かったようで、周りのおうちはわが子たちと同年代の子供ばかり。各家の前で子供たちが毎日のように遊んでいます。
うちの子は学童を早めに辞めてしまったのでご近所で遊ぶ環境があるのはとても安心でした。
共働きのおうちも多く、お互い忙しいので親の交流はほとんどないし、子供が鍵を忘れちゃったときは少しおうちで一緒に待ってあげたり、子供が携帯にでないときはご近所さんに生存確認したりと、助け合うことができてます。

よくよく考えれば近所の子に車を傷つけられたり玄関を気軽に開けられたりと、デメリットもあったとは思いますが、
それ以上に私にとってはとても安心できる環境です。

3.家を転々としなくて良い安心感

地域や条件によっても違いますが、私の場合は団地は10年で契約でしたので、10年経ったら家探しをしなくては
いけない状況でした。家の購入に踏み切る前に賃貸の検討もしたのですが、ひとり親の賃貸探しは大変です。築浅物件やファミリー物件だと大家さんに断られることが多々あります。ひとり親への偏見はある程度は覚悟しておりましたが、やはり信用がないと判断されてしまうのがひとり親なのかもしれません。

賃貸は賃貸でメリットがたくさんあると思いますのあまり細々したことは控えますが、私としてはやはり団信保険の安心感は大きいです！